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スポーツマウスガードについて



スポーツをしていると、どうしても事故はつきものです。

歯は鋭利な刃物ですので、激しくぶつかった際、唇や口の中を切ったりすることがよくあります。
時には、歯や顎の骨が折れたり、ひどいときには脳震盪や、頸椎の損傷を引き起こすこともあります。
さらに、運動時の無意識な強い噛みしめが、歯の異常な擦り減りや、顎の関節の病気(顎関節症)を引き起こすこともあります。

また、歯科矯正の治療をされている方は、歯にブラケットを装着しているため、少しの衝撃で口の中を切る大ケガをしやすいという危険性もあります。

このような事故を防ぐには、スポーツマウスガードの装着が非常に有効です。
(外傷の発生率が1/3に減ったという報告があります)

スポーツマウスガードは、マウスプロテクターあるいはマウスピースとも呼ばれ、衝撃を吸収する柔らかい樹脂でできており、口腔内を外傷から保護する事を目的とする装置です。


しかし、スポーツマウスガードはまだ一般には医療用具として広まっていないのが現状です。

また、市販のマウスガードでは、痛い・気持ち悪い・呼吸しにくい・話しにくい等の問題や、充分な咬み合わせの調整ができないために、外傷予防効果が低く、顎関節症を引き起こすおそれもあります。

マウスガードはわずかな調整のずれで、かえってケガを招くこともありますので、必ずきちっと調整されたものを使ってください。

 歯科医院でつくるカスタムメイドのスポーツマウスガードは、歯の型どりを行い、しっかりと咬み合わせの調整や、定期的なメンテナンスを行うため、市販のマウスガードにありがちな「痛い」「合わない」等の問題もありません。


 最近ようやく、コンタクトスポーツ系を中心に、各スポーツの競技団体が、続々とスポーツマウスガードの義務化や、推奨を行うようになりました。

スポーツマウスガードが有効とされているスポーツと装着義務の有無は、以下のとおりです。




 競技選手だけでなく健康スポーツをされている方も、安心してスポーツを楽しむために是非スポーツマウスガードをお使いください。

<注意> 小学生〜中学生前半のスポーツ選手がマウスガードを装着する場合は、永久歯への歯の生え変わりの時期と重なりますので、違和感を感じたらすぐに調整が必要です。
怠ると、歯並びが悪くなることがありますので、3〜4カ月に一度はマウスガードのチェックのためご来院ください。